【動物の話】ハイエナは実は・・・
ハイエナと言うと、アニメなどで描かれるイメージからライオンなどの獲物を横取りする悪者の印象が強い人も多いと思います。
どこか悪者っぽい顔つきで死肉をあさっている姿がテレビで映し出されることも多い悪役イメージの動物ですが、今回はそんなハイエナに関するお話です。
ハイエナはアフリカ大陸から中東を挟んでユーラシア大陸に広く生息しています。もっともよく知られているブチハイエナのほか、カッショクハイエナ、シマハイエナ、アードウルフなどの種類があります。
複数頭で群れを作りサバンナで狩りを行うブチハイエナは肩までの高さが70〜90cmと大型犬ほどありサバンナでの序列はライオンに次ぐとも言われます。
日本語では別名タテガミイヌとも呼ばれ、見た目も体つきも犬やオオカミのようなハイエナですが、、
実はイヌではなくネコの仲間です。
正確にはネコ亜目ハイエナ科で、原始的なネコであるジャコウネコの近縁種にあたるそうです。
ネコの仲間らしい性質としては、ブチハイエナなどはオスよりもメスの方が強く、ライオンと同じようにメスがリーダーとなって群れを作って狩りなどを行います。
顔つきや体型など見た目的にはイヌに近い感じに思っていたので、正直これは知って驚きました。
サバンナにはライオン、チーター、ヒョウ、サーバル、そしてハイエナとネコの仲間たちで溢れているというのは猫好きには嬉しい限りです。生身では絶対会いたくないけど。
そう言われると体つきや仕草がどこか猫っぽいかも。。